フランスの影響
アンドレ・ジッド 投稿日:2001年2月9日<金>00時08分
欣ととさん、ありがとうございました。
永井荷風ですか・・・このボードで以前フランス哲学に関する書きこみが続いていてびっくりしたことがあります。僕は大学時代の専門が仏文で、ちょっとだけ一般教養でフランス哲学もやったことがあって、名前くらいは知ってるんだけど、今となってはさっぱり(笑)
で、今書きたいのはそういうことではなくて、日本って国はある時期までフランス文化に対する憧れがとてつもなく強かったんだなあってことです。歌の世界でもそうで、シャンソンっていうとなんかこう大人の洒落た音楽っていう風な受け止められ方だったんじゃないかな?全くのシャンソン歌手ではなくても、シャンソン風なアプローチをキャリアのうちでしてみたりとか。これは一線級の歌手でもごくごく頻繁にやられていた。
でも、これがいつからかすっかりアメリカ一辺倒になってしまったような感じがするのは僕だけでしょうか?ちょっと強引なのは承知だけれど、僕は80年代からじゃないかな、と勝手に思ってるのですが、どうでしょうか?フランス映画なんていうのも、ある時期からごくごく一部のマニアックな人たちのためのものになってしまった。歌で言えばもちろんシャンソン自体は地道に歌われていることには間違いがないけれど、歌謡曲の中に自然と取り込まれていたシャンソンという意味では80年代には鳴りを潜めてしまったような気が…
百恵なんかもそうだけれど、例えば加藤登紀子とか、五輪真弓とかがシーンの中央で大活躍していたり、アダモの曲をカバーしていた(森進一や布施明等々)り、ミッシェル・フガンのヒット曲をサーカスが大ヒットさせていた時代から、80年代に入って変わっていったような…
これは勝手な印象なので、違うぞ〜という方がいらっしゃったらどうぞ教えて下さいませ。
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Res:ウシオ@管理人 題名:ブツ佛仏ぶつ 投稿日 : 2001年2月9日<金>22時49分
アンドレ・ジッドさん
>歌で言えばもちろんシャンソン自体は地道に歌われていることには
>間違いがないけれど、歌謡曲の中に自然と取り込まれていた
>シャンソン・・・
60〜70年代に活躍していた女性歌手だと、大体の人はレパートリーの中にシャンソンを取り入ますよね。当時のライブ盤には必ずと言っていいほど収録されてます。
中学生の頃はそういうカバーを聴いてもピンと来なかったんですが、最近はけっこう好んで聴くようになっちゃって・・・。
ウシオ、大人になったなあ(しみじみ)。←うそ
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Res:欣とと 題名:らーめん・ふらんせ 投稿日 : 2001年2月12日<月>21時05分
苦手なジャンル、あまり答えたくないような、でも「欣とと」の名が出ているので、義務感も。
だいぶ以前の話だが、或る在野のフランス音楽研究家と話していたら、「日本のシャンソンはヘン」という話題になって、「特に金子由香利なんて聴くに耐えない代物」って散々貶した末に、「あんなの聴くんなら、ちあきなおみの方が断然いいよ。」って言うんだ。あんまりポロッと意外な名前が出たんで、思わず「今なんて言ったの?」って聞き返したくなってしまった。
「ちあきなおみ」って存在は不思議だ。
最強の自我。我がままで、理屈っぽく、時に粗野で間抜けで、まじめなのかふざけているのか・・・こうしたフランス気質を目の前にすると、ムラ社会にどっぷり浸かった日本人なら、すぐに拒絶反応を起こしてしまう。和風シャンソンて、そうした平和な島民の為、過剰優雅にソフィスティケートされた、擬洋風歌謡曲なんじゃなかろうか。
ラーメン化されたシャンソン。カレーライス化されたシャンソン。
金子由香利をシャンソンとして聴くと、(当然とはいえ)エスプリとかゴーロワとかいう心性がほとんど反転した世界になっているのが寒い。私は演歌のほうが好きー。百恵はいいと思うけど、ゆとりがないというのか、先輩御同様過大評価?(ゴメンネ)やっぱり聖子はスゴイ。それ以上に梅艶芳。これで本格中華麺ゲット!でも、ラーメンにも美味しいものが沢山あるから、お好みの方はどうぞご自由に召し上がれ。
私に「フランス」を最も感じさせた日本の歌手は、越路吹雪でも加藤登紀子でもない。それはユーミンだった。「コバルトアワー」の、あのめくるめく転調に出会った時、おおっとー、これってアルベール・ルセルの世界!?と思わずにはいられなかった。ユーミンはモーリス・ラヴェルの周辺に傾倒してたから、これはあながち的外れじゃなかったと自負している。ユーミンの中には、アルディーやファルメールを思わせる感性のきらめきだったある。
一頃よくいたロリ声アイドルって フレンチ?
ジャケ写で脱ぎたがるhitomiって フレンチ?
ラルク・アン・シエルのハイドって フレンチ?
デジタルバードの吉松隆って フレンチ?
あっちにも フレンチ。 こっちにも フレンチ。
でも、
日本で一番トップのフレンチは、やっぱり本物のフレンチ。
サッカー日本代表のトルシエ監督、日産のゴーン社長、N饗のデュトワ(仏語圏瑞西)音楽監督。一昔前だったら、こんな人たちが日本の社会で、内部爆発を起こさないでやっていけるなんて、考えられなかった。日本のマスコミは、トルシエ監督を奇人変人扱いにするが、あの手のフランス人て結構よくいるタイプだ。トルシエ監督が日本の協会と喧嘩するのを眺めながら。もっとフランス人のメンタリティーに親しんでほしい。サッカーより野球が好きなお方には、まだまだフランスは遠い国だ。
嫌われそうなことを書いてしまったので、お詫びに、五輪真弓ネタを一つプレゼント。
フランスの音楽誌に載っていた、五輪真弓パリ公演のコンサート評です。
<五輪真弓はゴーギャンの絵から飛び出してきたような、素晴らしい女性だ。>
感じ出てるウ!でも、これって誉めてるの?
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Res:アンドレ・ジッド 投稿日 : 2001年2月12日<月>23時00分
欣ととさん
どうもありがとうございました。
誤解されてしまったようですが、自分はフランスかぶれでも、フランスに住んでいたことを自慢しているのでもありません。
あとで書いてからこんな質問しなければよかったと正直言って後悔したのですが、削除用のパスワードを入力するのを忘れていました。
自分は百恵サイトをやっているのですが、だからこそ百恵についてはここでは書かないように務めていたつもりです。なんだか変にひけらかしているように受け取られてしまったようで…どうもすみませんでした。
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Res:欣とと 題名:百恵は素敵 投稿日 : 2001年2月13日<火>01時37分
アンドレ・ジッドさん
ご安心ください。私はあなたがフランスに住んでいたことを知らなかったし、フランスかぶれしているとも思っておりません。
ただ、現代の日本にも「フランス」がたくさんあるということを言いたかっただけです。過剰な「憧れ」がないだけ健全だと思いませんか?
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Res:メン・アット・ワーク 投稿日 : 2001年2月13日<火>16時12分
はじめまして。いつもROMさせてもらっています。
ところで、気になる一言。先輩と同じで山口百恵
は過大評価されてるとか。今までそういう意見は
見たことがないけどな。私は別に百恵ファンでもな
んでもないのだが、金子由香利は好きである。
そのフランス音楽研究家とやらは権威があるのだ
ろうか?
私から言わせれば、そんな「評価」は糞食らえだ。
「評価」とはなんぞや。「過大評価」とは。
歌に評価も何もあったもんじゃない。
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Res:欣とと 題名:権威じゃないよ 投稿日 : 2001年2月13日<火>21時31分
メン・アット・ワークさん
内心、こういう意見が出るだろうと期待してました。
例のフランス音楽研究家は、当時人気絶頂だった金子由香利が嫌いだったんで、「糞くらえ」と思ったんでしょう。だって、金子さんの方がずっと「権威」だもん。彼が公的な場でそんなこと言ってるの聴いたことなかったから、あえて名は伏せておいたんです。べつに、その人が「権威」だと思ったからじゃなくて、フランス音楽の好きな人でも、金子由香利が嫌いな人は沢山いるということを、紹介したかっただけです。
百恵さんはちあきさんの何倍も論じられています。まあ人気者だから仕方ないか。中には、美空ひばりに匹敵する、戦後を代表する歌手だって言っている批評家もいるくらいです。百恵さんくらいの歌唱力なら、もっといろんな歌手に注目してほしい。百恵さんを「権威」にしないでほしい。
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Res:ウシオ@管理人 題名:十人十色 投稿日 : 2001年2月13日<火>22時58分
評価、というのは人それぞれいろんな意見があるからこそ面白いんであって、例えば、自分と違う意見を持った人の話を客観的に聞けたら面白いと思うんですよね。人間10人居れば10人分の考えがあるもので、その違いが「評価」という形で言い表される場合もあると思います。
そういう見方をしたほうが自分の「ひいき」の歌い手をいろんな角度から捉えることが出来るのではないか、と。
とかいいつつ、先々月でしたか、ちあきさんの「喝采」に関して「気持ちの悪い歌ですね」と書き込みされた方がいらっしゃって、そんなことはないだろうと僕も含めみんなで反論のごとく書き込んでいたら・・・
実はその方、紅白での「夜へ急ぐ人」に対する山川アナのコメントをギャグとして入れただけのことだった。
ま、自分の好きな歌い手が、けなされるような場面に出くわすと、偉そうに「客観的に意見を聞こう」、なんて言ってる管理人までもが客観的に見れなくなるといういい事例なんですが・・・。
「ちあきの部屋」を開いてよかったと思うことのひとつに、いろんな人の「歌」に対しての思いをたくさん聞けることがあります。
ちあきさんに対する意見がいろいろあっていいのと同様に、金子由香利さんに対する意見もいろいろあってよいのではないでしょうか?
ここ、肯定的な意見を言うだけの場所ではありませんので。
むしろ、否定的な意見について意見を聞いてみるというのも面白いかもしれませんよ<メン・アット・ワークさん
僕が金子由香利さんの歌を初めて聴いたのは「時計」という映画の主題歌としてでした。映画の要所に登場する彼女の歌は、「時の移り変わり」を無常に、そして必然のものとして表していました。
それと、百恵。
僕は彼女はやはり「昭和」を代表する歌手だと思うんですよね。
7年8ヶ月という時間の中で、あれだけのインパクトを与えたというのはすごいと思うんです。
引退までの劇的な花道があるからこそあれだけ評価されている、という意見も多いと思うんですけど、芸能人としてみれば、その引退劇を含めて評価されたことに意義があるのかな、と思っています。
某掲示板で百恵論議がなされた時、あまりにも不毛な意見が多くて正直びっくりしたのですが、アンチ百恵といえども、芸能界に残した功績は無視できないと思うんですよね。どう否定しても、否定しきれないくらい実績があるっていう・・・。
こういう意見が「過大評価」なのかしらん。
ま、いいや、僕は百恵も金子さんの歌も好きだから。
「ちあきの部屋」掲示板から離れすぎた話題になってごめんなさい。
ま、管理人のたわごとと思って聞き流してください。
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Res:アンドレ・ジッド 投稿日 : 2001年2月13日<火>23時24分
思ってなかった方向に話が行ってしまい、特にウシオさんにはなんだか申し訳なく思っています。
ただ、やはり自分も一言言わなければと思うのですが…ウシオさんも書かれていましたが、某掲示板で山口百恵が無碍に叩かれたことがありまして。多分こちらにいらっしゃる方で御存知の方も多いと思うのですが…で、その時に感じたのが、「過大評価されすぎ」「一人だけいつも伝説、伝説って何が伝説だ!」みたいなことだったんですね。
自分が典型的な百恵ファンだとは全然思っていないので、自分が書くことが百恵ファンみんなの意見とは多分かけ離れているかも知れないけれど…自分にとっては「伝説」は重すぎるし、彼女をそれこそ美空ひばりさんと並ぶ大歌手などとは思ってないんですよ。
ただ、みなさんがそれぞれ好きな歌手に思いを抱く、それと全く同じなのですね。好きな歌手がいたら、その人のことをもっと知りたくなる、それだけのことなのです。それこそ「ちあきさんが一番」と思う方がいらっしゃれば、百恵が一番と思う人もいる、それだけのことなんです、自分にとっては。でも、それはちあきさんに誇りをもっているちあきファンといっしょで、もちろん山口百恵に誇りを持っている点は誰が何と言おうと変わらない。自分は山口百恵独特の歌唱に惹かれたのだし、あの曲づくりのスタッフも含めて百恵サウンドと呼べる物が好きなのですから。
で、ちあきさんに影響を受けたと思う、みたいな書き込みに対して、僕はとても意外というか、それまで二人を結びつけたことさえなかったので、素直に反応したまでなんですよ。金子由香利さんのことだって、それは百恵ファンでは有名な話で、金子さんに注目していたからって、ことさら彼女がすごいみたいな気持ちはこれっぽっちもない。ただ、自分はそっち方向に目が行ってたってだけのことです。
そもそもこっちよりこっちの方が優れてる、なんてことはないと思います。
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Res:欣とと 題名:フランス人なら 投稿日 : 2001年2月13日<火>23時37分
由香利ファン 百恵ファンのみなさん
最初に書いたように、あまり乗り気じゃなかったんだけど・・・・・
テーマがフランスだから、フランス人なら、いいたい事どんどん言っちゃうぞ!って妙な洒落心が出てきて、ぎりぎりのところまで書いてしまいました。(わかってもらえないだろうけど)
最初からわかりきっていたことだけど、ファン心理を傷つけたらごめんなさいね。私、正直でいいおじさんなんですよ。
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